Written By: 川俣 晶
「12号娘は完成の目処が立ってきたな」
「それなりに可愛くなりそうだね」
「敗戦処理としてはまあいいだろう」
「そうだね。一度失敗して放棄した模型の再生としては上等だろうね」
「しかし、代理腕のガンダムの腕をムダに凝ってしまった」
「そんな感じだね」
「銃も思わず手が滑って黒のストライプを入れたり、スコープに明るい色を入れたり、凝ってしまった」
「別にガンダム好きじゃないのにね」
「でも、好き勝手に色を入れるのは好き」
「ひ~」